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消防署出張所(関宿地域)の新設
(民生経済部会)
○主旨

 関宿町は利根川と江戸川に挟まれた南北に12.4キロメートルと細長い地形の中で、関宿町消防署は野田市寄りに配置されている。これは市街地等の形態によるものと思われるが、最も北に位置する関宿地区の災害出動については、現場到着まで10分以上の時間を要することから、関宿地区住民の消防需要(特に救急出動)を的確に対応するため出張所の整備を図る必要があります。
 出張所には、水槽付消防ポンプ車1台、救急車1台を配備し、火災、救急等の要請に対応するもので、これによる地域住民の不安解消が図られるとともに、新市における消防・防災に対する住民サービスの均衡が図られることとなるものです。
 
○事業内容

 火災・救急出動の迅速な消防活動を確保するうえで、はやま工業団地地先に出張所を整備するものです。
 
○総事業費(概算)

    約 70(百万円)

  総事業費には、用地取得費は含まれておりません。
     
  建設予定地である、はやま工業団地地先の用地について、9月17日、誘致窓口である関宿町商工観光課において、県企業庁に無償譲渡での申し入れをしたところ企業庁内で協議中であるとの回答である。
 なお、有償での取得の場合、その費用としては、u単価45,000円から50,000円となり、予定取得費用は、約27,000千円と考えられる。

 




消防通信指令装置の整備
(民生経済部会)
○主旨

 現在野田市と関宿町それぞれに消防本部がありますが、合併することにより消防本部は災害対応のため1本化し命令系統を統一する必要がある。
 通信指令室を1本化することにより指揮命令を統一し、消防活動がより強化され、各種災害から、生命、身体、及び財産を保護するとともに、これらの災害に係る被害を軽減し、救援、救護活動が円滑に進められるようになり、合併後の新市の市民が安心して日常生活を送ることができる。

 
○事業内容

 発生した災害や救急に対し、迅速かつ適切な災害・救急救助活動の実現を目的とし、正確な情報の一元化と共有化による対応力の強化に重点をおき、主なものは次のとおりです。

  指令台
    119番からの火災、救急、救助等の災害通報を受け付け、出動署所に対して迅速に出動指令を行います。また、出動した車両への無線連絡、関係機関等への緊急連絡、また、病院等へのワンタッチダイヤルでの電話連絡を行います。
  発信地表示システム
    119番通報と同時に通報者宅を表示するもので、言葉の不自由な人や急病で話をすることができない人等からの通報時に役立ちます。
  地図等検索システム
    発信地表示システムが使えない電話からの通報の場合には、通報者の情報を元に災害現場を検索することができます。
  出動指令書電送システム
    指令室の出動指令と連動して当該署所へ災害発生地点地図と指令内容が1枚の指令書に合成され出力されるので出動までの時間が短縮されます。
 
○総事業費(概算)

    約 218(百万円)

 



 



 

 

 

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