本文へジャンプします

ホーム | 更新履歴 | 合併協議会決定事項 | 合併Q&A | 住民参加
資料・議事録 | 両市町のデータ | 合併用語集| 合併協定調印式 | リンク集


合併協議会資料・議事録


 


「課題1 長期構想の重複事項」についての意見

(1) 関宿町の新市における位置付け

@関宿町の中心核とされている点を踏まえ、関宿中央ターミナルエリアをどう位置付けるか


核となる中央ターミナル近辺の整備を促進し、民活を利用して人口増を図る必要がある。


現関宿中心核エリアを新市の中心サービス核とし、現野田中心核を地域サービス核とする。


関宿中央ターミナルエリアを観光の拠点とし、文化資産を生かす町づくりを希望する。


関宿町の位置づけは、野田市に準じた地域サービス核として位置づける施策がよい。


現状のターミナル付近の商業地区開発は、将来を展望した開発とは言いがたい状態であり、地権者の参加による第三セクター方式の総合開発を望みたい。ターミナルの右方に市役所の支所と保健センター、福祉センター、商工会の入った2〜3階建てのセンターの設置。また左方に、1F商店街、2Fに飲食、歓楽コミュニティ街、屋上駐車スペース程度のターミナルの左右の2分割開発を望む。現町役場を北部の総合文化会館へ、公民館を図書館へ、保健センターを金次郎記念館への開設として、中央小学校を含めた総合文化教育ゾーンの開発を行う。

 

A現在の町役場をどう有効活用していくか


本庁舎まで行かなくても、全ての用件ができるよう、人と窓口を確保してほしい。


住民票の発行等、住民の生活と密着した部分を支所として残すとともに、観光の拠点として道の駅のようなものにしてはどうか。


現在の役場は出先機関的に残し、行政サービス部門、図書館、サークル施設、商工会等、最大限できるようにすることが得策である。


関宿町は十三世関根金次郎将棋名人の生まれた地であり、名人の功績を後世に残すうえで、関根金次郎名人記念館を建設し、新市住民将棋愛好者の交流の場として活用したい。


現町役場は、そのまま新市庁舎として転用し、附属施設も拡大準用する。現野田市役所庁舎及び附属庁舎等は総合県立博物館等に転用。

 

B4つの共創ゾーン、6つの共創拠点の考え方を新市のまちづくりにどう活かしていくか

6つの共創拠点は多いので、鈴木貫太郎記念館・関宿城他を合わせた共創拠点と現町役場付近を拠点とした、2つに絞った方がまとまりがつくのではないか。

関宿町のA・B地区D・F地区を第3,第4のサービス核とし、Cの工業ゾーンはそのまま採用、充実化することとし、E・Fの交流ゾーンは道路を整備し、交通の便を図った上で、野田市の総合公園などとタイアップして利用、運営できるよう図るべきである。

 

(2)二重投資のおそれのある施策・事業

 

@公園及び体育施設について


公園は現状でいいと思う。体育館についても、現在あるものを使用し、小・中・高校の様子を見ながら、転用する方向がよいと思う。


体育館、公園等は現状の維持管理を十分に行き届くようにし、新設は十分に検討してほしい。合併のための建設、施設等で借金を次世代に残すのはナンセンス。


陸上競技場のスタンド、多目的広場、夕日の丘、テニスコート、にこにこ水辺公園などは、将来的には必ず必要なものではないが、野球場については、青少年、地区親睦野球などがあり、立地条件、利用度を考えて計画しても良い。


公園、体育施設は現行の清水公園一帯に集中し、仮称県立博物館等文化施設を含めて文化エリアを保持する。

 

A博物館について


鈴木貫太郎記念館を建て替えるとすれば、旧関宿小学校跡地の一部へ移築も一考である。


鈴木貫太郎記念館・関宿城・関根将棋の名人等の一核と上花輪歴史館をはじめ、茂木本家通り・博物館・キッコーマン・愛宕の社等を核としたエリアとして見学コースを兼ねた広い意味での人の集まる場所を創設してはどうか。

 

(3)その他重複事項


総合計画に重複があるのは当然のことであるが、今後の協議の結果、廃止するもの、凍結するものがあれば、大胆に決断すべきである。


関宿町の計画はそれぞれ街づくり上重要な施策と考えるし、野田市の計画も重要であり、全部実施することが一番よいのではと考える。

 

 


「課題2 一体性の醸成、均衡ある発展のための事業」についての意見

 


            

(1)県への要望事項

県への要望事項(8件)は、要請事項とし、強い姿勢を示すべきである。

関宿地区は、関東平野の中心的物流センターとして他県とも共有的活用度の高い立地条件にあるので、徹底した交通政策に基づき、当面道路の整備に全力を投ずるべきで、国と県への要望を引き続き強化を重ねるべきである。

県に要望している結城野田線の幅員は、30mにすべきだと思う。

 


            

(2)道路

均衡ある発展のために、道路設計を中・長期的に市民に示し、それに基づいて旧市街の活性化を図るかを住民に提示し、未来の野田市のあり様について、具体的な町並みを提示し、住民の賛同を得ていく手法を今後100年のあり方の大指針にすべきと思う。

関宿地区の構想図については、協議会だより3号に記載のものに賛成だが、道路構成に重点を置くこと。野田地区の構想図については、協議会だより3号に対し、幹線道路、鉄道に重点を置き、旧市街、工場等は温存し、大学、研究所、工場等の誘致を図る再検討が必要になる。

野田と関宿との交通渋滞の緩和のために、江戸川沿いの道路を関宿城付近まで延長していただきたい。

江戸川に沿って松戸から関宿を経て南北に貫通する高速自動車道または高速鉄道を整備する。

人に優しい道路の整備、将来に向けて、江戸川左岸をスーパー堤防化して、関宿〜野田間に道路ができ、長期的には圏央道と常磐高速と連結するようになればよい。

サイクリング道路として、利根川、江戸川の両側に野田市⇔関宿町までを桜で埋め尽くしてはどうか。

8号線延長と合併を視野に入れ、川間駅を重視し、江戸川左岸の道路を充実することにより、関宿中心部と連帯感を持たすことが可能になる。

道路網の整備(県道の拡張、市道の拡充・幅員の拡張)

できるだけ自然を残し、子供が安心して遊べる場、老人が一人でも町の中を歩けるように段差のない歩道、ひとり暮らしになっても安心して過ごせる町にしてほしい。

 

 

(3)交通アクセス

東京直結鉄道乗入口を現行より北上させて川間駅にする。

鉄道の充実(東武野田線の複線化、東京直結鉄道の早期実現)

東京直結鉄道は、常磐新線の開通後は国の財政状況からみてどうか。

私営バスの増発、公営バスの開設(循環バス、巡回バスの開設)

市役所と関宿支所を結ぶ(途中川間経由)定期循環バス、市内を循環する定期バスを運行する。市立総合病院を関宿に設立し、中心部及び地域サービス核からの直結バスを運行する。

朝日バスが県道17号結城・野田線を経由し、東武川間駅までの乗り入れが実現し、路線近くの方は大変便利になったが、県道7号我孫子・関宿線には交通機関が全くなく、通勤・通学及び老人の外出等非常に困っている。町全体の交通体系(市内循環バスの運行等)を確立してほしい。

均衡ある発展を望むのは全町民の願いであるが、当町は南北約14kmと細長く、東西が河川に囲まれ、野田市と同等の条件、(格差)は多少はやむを得ないと考える。今さら、鉄道だ、モノレールだと言っても、不況下では現実的でないので、老人にとっては、現状のバスのアクセスを最低限に確保、幹線道路の早期の整備を願いたい。

旧関宿からではバスの便がなく、野田方面に通学するのにも、春日部回りで通学している子供もいる。これを何とか改善するよう望む。

合併に伴い、相互の住民が自由に交流が持てるように利便性のある交通手段を早急に考えてほしい。愛宕駅、野田市駅は野田市の中心の駅なのに、狭く寂しい駅なので、活気あふれる駅にしてほしい。地下鉄8号線の早期実現、関宿にも1駅かかわるような計画にしてほしい。

関宿は古くからの城下町、歴史ある土地柄であり、発展のためには交通機関の充実が必要である(川間−関宿間の交通機関整備)。

公共交通機関を積極的に利用できる環境に配慮した町づくり及びパーク&ライドのできる駐車場を駅前広場に整備し、鉄道から離れた地域と一体性を持たせるとともに、駅周辺の渋滞緩和を希望する。また、バイパス等の整備により都市部への大型車両流入の抑制と物流の導線確保を希望する。

関宿、野田には江戸川と利根川があり、広い土地の有効利用を行うべきである。水上バスもその一つである。

 

(4)その他

清水公園、関宿城、利根川等を活用した観光を考え、人のたくさん集まってくる町、また来たいと思う町、活気あふれる町づくりと宿場町の残る家並みをもっと活用すべきだと思う。

もっと福祉の方にエネルギーを向けてほしい。

江戸川、利根川、運河及び道路、光ファイバーを利用した公共施設の高速ネットワーク化により、野田市、関宿町合併後の地域較差解消と地域交流の促進ができ、合併後のまちづくり及び発展に有益と思われる。

バスターミナル付近に大型スーパーを誘致、多目的文化センターを第3セクターで設立、大型書店の誘致、レストラン経営等、現状に縛られず活性化する必要があると思う。

関宿地区は歴史的な社寺仏閣も多く、門前町として発展させるとともに、優良企業の撤退引き止め、企業誘致を強化することが必要である。

一体性感醸成のため、

 

@市民会館、文化会館、図書館、博物館、市民病院等の利用を容易にする。

 

A市主催イベント等の拡大に伴い参加を容易にする。

人口の増加と経済力の向上のため、

 

@工業ゾーンの拡大充実による企業の誘致

 

A教育ゾーンの新設、大学の新設、既設大学の招致

 

B水辺地帯の活用、河川敷の利用、水流の利用

 

C観光都市として、久世氏六万石、幕府直轄の歴史、醤油の城下町という個別的な点としてではなく、両者を結ぶ線として考えた展開

新市の中心サービス核を川間七光台地区に新設する。

 

 

その他の意見

 

(1)施設

公立、市立病院を設立して、期日を決めずに何時でも住民健康診断等が受けられるような体制を作ってほしい。

総合病院を建設してほしい。

関宿町と合併をするならば、自然を生かした公園や汚い利根川の水を浄化した親水公園などを作ってほしい。

関宿旧小学校の跡地利用を早急に検討していただきたい。平常はスポーツ広場もよいが、災害のための避難所にする。

 

(2)道路

桐ケ作の大門通りは約10年間工事を続けているが、事業継続、早期実現をお願いする。この他、町道2141、2154、2158、2068、2065、2119、2085、2101、2060号線の整備をお願いする。

通学路(元町から西町に向かう道路)及び元町から下納谷「浅間神社下」へ行く道路の舗装整備をお願いしたい。

交通事故の死亡事故が多いのは誠に残念でならない。尊い命を救うためにも行政面での安全道路の整備・広報活動の推進、そして警察の取り締まりの強化とが一体となって推進することが必要である。


平成やよい通りは、大型車両の交通量が激増し、騒音、振動、排ガス公害による被害にさらされている。これというのも平成やよい通り以外の都市計画道路の整備進捗が滞り、大型車両の通行が平成やよい通りに集中しているからである。健康、安全、生活環境の確保という住民の基本的緊急課題として、合併事業の一つでもあります今上木崎線の早期開通を願う。

 

 

(3)ゴミ等

ゴミ処理設備及びし尿処理設備の整備が必要である。

野田市にはごみの最終処分場がない。合併に伴いごみの増量が考えられる。関宿町には遊休地が多いと思われるので、処分場建設をお願いしたい。

ごみ取扱いは野田市より関宿町の方が緩和されている。野田市に準じた減量策をお願いしたい。

野田市では、「クリーン野田市」をめざして不法投棄防止パトロールを実施している。関宿地区には山林、遊休地が多く、同レベルで実施をお願いしたい。

さらなるゴミ減量化の推進、買い物袋の各自持参化。

 

 

(4)農業

関宿町と合併すると、枝豆の生産量はおそらく日本一になると思う。ならなければ、農民と一体となって努力し、日本一の生産を誇る街として全国にPRし、お祭りなど開催して健康食品としての街づくりを進めてはどうか。

農家については、高齢者が多くなり、若者が引き継ぐことがなくなっている。農協等を通じ、若い労働力を発掘できるシステムをぜひ作って欲しい。また、農地の開放を政府レベルで規制緩和することも大事だと思う。

 

(5)行革

行政のスリム化の推進、市職員・市議会議員等の定数の削減(近隣市程度)の実施。

行政機構の見直し、統合廃止を時代即応的にお願いしたい。

公共施設の管理、運営を全体的に見直してください。

 

(6)教育

学区制を見直してください。

青少年の健全育成が求められている。教育方針としても、良いこと、悪いことをはっきりさせ、徹底した教育者の指導ができるような環境づくりを保護者・地域・学校が一体となって真剣に取り組む必要がある。

 

(7)消防

近年、誠に残念ですが、救急車の出動回数が増えているようである。合併後は活動範囲も広くなろうかと思う。財政面からも幾分かの個人負担を検討してはどうか。

 

(8)地名等

新市の名称について、野田市関宿台町、あるいは江戸町等々、関宿町民の捨てがたい願望ではないでしょうか。

関宿という歴史ある名称は残した方がよいと思う。また、現在使われている名称は残す(例 関宿城博物館 関宿中央ターミナル 関宿小学校等)。

(9)その他

市町合併に伴い関宿町の現在の行政区を残してもらいたい。例えば、桐ヶ作1・2の行政区。また、コミュニティセンターの位置づけも現在のようにしてほしい。

家から愛宕駅まで自転車で通学しておりますが、何回となく盗難にあっている。駅には何年も何ヶ月もまったく乗っていない自転車がたくさん並んでいたり、身障者の人、車椅子の方々は大変迷惑しているので、自転車の放置対策を考えてほしい。

合併したら不便になるとか、街がさびれてはダメであり、そのようにならない施策をきちっととること。行政は地域住民に目が届くことがよく、大きくしていくことがよいとは考えない。小さな街でも特性を生かした魅力的街がよいのでは。

合併を機会に、若い時から一生明るく、楽しい人生が送れるような場所と環境づくりが必要である。健康で長生きでき得れば、個人の失費も少ないし、保険料その他多くの支出減につながる。健康な街づくり運動を展開したらよいと思う。

野田市はしょうゆの町、関宿町は城下町というが、新市にはこの件をこだわってほしくない。関宿町には、野田市より小さい家が建て詰まっており、街の作り方がおかしいと思う。基本的にITが普及している中、本庁に行かなくても手続きが済むようにすれば、時間、人件費も削減できるのではないか。


地下鉄8号線よりも、まずい水道水を何とかして欲しい。

それぞれの住民にどのようなサービスが必要であるかを考えて、長期の構想があるわけで、これらを全て具体的にあげ、それに基づいて町づくり、施設づくりを具体的に進めることが一番重要である。

小用地堀水路の水の流れを良くするようお願いする。



 


 

 



 

>>>ホーム >>合併協議会資料・議事録 >>第5回合併協議会

 

Copyright ゥ Noda Sekiyado Gappei Kyougikai 2002. All Rights Reserved