(1) 関宿町の新市における位置付け
@関宿町の中心核とされている点を踏まえ、関宿中央ターミナルエリアをどう位置付けるか
・野田市に準じた地域サービス核として位置付ける。
・中央ターミナルは北部交通拠点とし川間駅との関連を図る。
・バス路線の利用は住民にとって近隣各駅等へのアクセスとして欠かせないことで、利用者の利便として、周辺に公共的あるいは福祉的な施設を設けてはどうか。
・老人、障害者の方々へのバリアフリーをもっと考えて安全かつゆとりの場所として活用できるとうれしい。
・関宿中央ターミナルは、町役場、公民館等を含む副中心サービス核として進めるべきです。
・関宿中央ターミナル中心エリアを新市の3つ目の地域サービス核と位置付ければバランスがとれるのではないか。
・小さな町より合併することで大きな町になりその中で中心地域をどう利用するか、また位置付けるかで変わるのではないか。
A現在の町役場をどう有効活用していくか
・関宿コミュニティセンターとして核にする。
・現在の町役場においては、一部の行政サービス部門を出先機関的に残し、図書館、文化サークル施設に利用できたらよい。特に町役場、周辺地域においては、顔になる文化施設がなければさびれてしまうでしょう。
・町の商工会館を始め、将棋の関根金次郎記念館又は文化関係施設との併用等に最大限利用できるよう要請します。
・支所としての活用や、商工会など各団体への貸し出しや、議場はコンサート等のギャラリーとして新市住民が使用できる多目的施設とすることを考えてはいかがか。
・現在の町役場の一部を含め関宿地区に2カ所程度の市役所出張所を設置し市民サービスの向上に努める。また市民の交流の場として公民館としても使用する。
・関宿庁舎は支所になると思うが、図書館、文化会館、福祉会館、保健センターの合体された総合会館にすべきと思う。現在でも元町、台町の町民は、役場が遠い。野田庁舎となると距離が倍以上となり、不便さは想像に難くない。支所において今までどおりの処理ができないか。支所の格付けは10年以上も経つと出張所に転落することのないよう確約がほしい。
・誰しもが自由に、気軽に車を利用できないのが現実です。うば車を利用した老人又は自転車だけの利用しかできない人たちを中心に考えた無駄のない、そして住民に喜ばれる町役場の改造を希望します。
・1階部分の改造には、足腰の悪い又は弱い人も参加できるような工夫などに力を入れてください。また、参加したくなるような、そして楽しめる雰囲気をかもしだせるような改造をお願いします。
・市役所の支所として使用する。空いたスペースを図書館、福祉活動、コミュニティセンター、料理教室等多目的に利用。
・市役所が1つとなるが、関宿への分室は不可欠と思う。通常、市民が利用する市民課などは特に必要。
・分室として設置する課は、一定時期が過ぎたら見直すことも必要。
・町役場の有効活用については、多目的ホール、小会議室を作っていただき、できれば小さくともコンサートホールのような場所があればと思う。
・誰でも気軽に活用できるまた参加できるホールをお願いしたい。
・現在公民館で行っていることが町役場でできれば皆さんが利用すると思う。そのためにはスロープやエレベーター等の配置も変わってくると思う。
・町役場庁舎を図書館や文化施設として利用できるようにしていただきたい。
・ITを使って、サービス低下を招かないような出張所を作り、コミュニティセンターとしての役割を持たせる。
・住民が自由に会議などで使えるように、また商工会館に活用、関根名人会館に活用。
・支所として住民サービスに支障のないようにしてください。各種団体等の貸し出し利用案として、関宿町商工会、関根金次郎記念館、住民が使用できる多目的場所の設置として、現公民館設備等を含めて検討してはどうか。
・市立図書館に活用されたらどうか。
・町役場は、将来はともかくとして、当面は市役所の分室として使用することに異論はない。
・合併後の役場を多目的に利用するのがよい。
・出張所として地域住民の核としての位置付け。また、空いた部屋については、福祉の充実に利用してはいかがでしょうか。(例えば、子供の集まりの場、小規模作業所等)
・今この不景気の時代に2つの市と町が協力して簡素化して乗り切っていければ良いと思います。市役所は関宿の方も野田に移ると思いますが、いままでどおり関宿の方で手続きができるようにしてほしいです。
・役場の1階を行政窓口、その他は必要に応じての利用とし、上階は老人施設として利用できないでしょうか。また、図書館なども良いと思います。
B4つの共創ゾーン、6つの共創拠点の考え方を新市のまちづくりにどう活かしていくか
・野田市の中で、関宿地区の位置付けをきちんとする。農業地区だけとしないで、例えば観光地区にするとか、小規模工業団地とかにする。
・関宿町は地形的に非常に難題のある、南北に細長く、北部地区の「水と歴史の共創ゾーン」から南部地区の「交流の共創ゾーン」までの面的整備の構想を北に厚くという理念で事業が進められるよう要望します。
・関宿町の長期構想・野田市の長期構想を白紙のかたちに考え戻してみる。そこで共創ゾーンを関宿で大きく1つ、野田で大きく1つに設定し、その中で考えてはいかがか。
・4つの共創ゾーン、6つの共創拠点の考え方は重要であると思われるので、新市としてバランスのとれた配置、推進、完成を目指すべきである。
・農業振興ゾーンについては現在両市町で行われている振興策の良い点を取り入れてより発展させていただきたい。
・交通手段の整備を図って、人口増加、企業誘致等を努めることによって、共創ゾーン、共創拠点の考え方も生かされ、都市基盤が徐々に整備されていくのではないか。
・細長い町にごちゃごちゃと積み込んだ整備されていない印象のある町です。工業地帯は川間周辺にして、水と歴史と緑豊かな町として特徴づけ、安全な食品の産地として、落ち着きのある、楽しめる町にする。
・関宿町のD(せきやどの顔の共創ゾーン)E(河川敷アミューズメントの共創ゾーン)を副中心サービス核として検討してはどうか。
・関宿地区等の農村部と都市化区域との関係、位置付けの課題を考えるにあたっては、「都市と農村の結合」という著書に理念をもとめられたい。
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