○野田市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例
平成25年3月27日
野田市条例第23号
(趣旨)
第1条 この条例は、水道法(昭和32年法律第177号。以下「法」という。)第12条及び第19条第3項の規定に基づき、水道事業における技術上の監督業務を行わせなければならない水道の布設工事並びに当該工事の施行に関する技術上の監督業務を行う者(以下「布設工事監督者」という。)及び水道技術管理者の資格を定めるものとする。
(布設工事監督者に監督業務を行わせる工事)
第2条 法第12条第1項に規定する条例で定める布設工事監督者に監督業務を行わせなければならない水道の布設工事は、法第3条第8項に規定する水道施設の新設又は次に掲げる増設若しくは改造の工事とする。
(1) 1日最大給水量、水源の種別、取水地点又は浄水方法の変更に係る工事
(2) 沈殿池、ろ過池、浄水池、消毒設備又は配水池の新設、増設又は大規模の改造に係る工事
(布設工事監督者の資格)
第3条 法第12条第2項に規定する条例で定める布設工事監督者の資格は、次のとおりとする。
(1) 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学(短期大学を除く。以下同じ。)の土木工学科若しくはこれに相当する課程において衛生工学若しくは水道工学に関する学科目を修めて卒業した後又は旧大学令(大正7年勅令第388号)による大学において土木工学科若しくはこれに相当する課程を修めて卒業した後、2年以上水道に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
(2) 学校教育法による大学の土木工学科又はこれに相当する課程において衛生工学及び水道工学に関する学科目以外の学科目を修めて卒業した後、3年以上水道に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
(3) 学校教育法による短期大学(同法による専門職大学の前期課程を含む。)若しくは高等専門学校又は旧専門学校令(明治36年勅令第61号)による専門学校において土木科又はこれに相当する課程を修めて卒業した後(同法による専門職大学の前期課程にあっては、修了した後)、5年以上水道に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
(4) 学校教育法による高等学校若しくは中等教育学校又は旧中等学校令(昭和18年勅令第36号)による中等学校において土木科又はこれに相当する課程を修めて卒業した後、7年以上水道に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
(7) 技術士法(昭和58年法律第25号)第4条第1項の規定による第2次試験のうち上下水道部門に合格した者(選択科目として上水道及び工業用水道を選択したものに限る。)であって、1年以上水道に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
(8) 10年以上水道の工事に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
(平31条例2・一部改正)
(水道技術管理者の資格)
第4条 法第19条第3項に規定する条例で定める水道技術管理者の資格は、次のとおりとする。
(1) 前条の規定により布設工事監督者たる資格を有する者
(5) 水道法施行規則(昭和32年厚生省令第45号)第14条第3号に規定する国土交通大臣及び環境大臣の登録を受けた者が行う講習の課程を修了した者
(6) 10年以上水道に関する技術上の実務に従事した経験を有する者
(平31条例2・令6条例19・一部改正)
附則
この条例は、平成25年4月1日から施行する。
附則(平成31年3月26日野田市条例第2号)
(施行期日)
1 この条例は、平成31年4月1日から施行する。
(野田市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例の一部改正に伴う経過措置)
2 この条例の施行前に行われた技術士法(昭和58年法律第25号)第4条第1項の規定による第2次試験のうち上下水道部門に係るものに合格した者であって、選択科目として水道環境を選択したものは、第2条の規定による改正後の野田市水道事業の布設工事監督者及び水道技術管理者に関する条例第3条第7号の適用については、同法第4条第1項の規定による第2次試験のうち上下水道部門に係るものに合格した者であって、選択科目として上水道及び工業用水道を選択したものとみなす。
附則(令和6年3月29日野田市条例第19号)
この条例は、令和6年4月1日から施行する。