(目的)

第1条　この要綱は、災害時に市民へ井戸水の供給が可能な市内に所在する井戸を野田市災害時協力井戸(以下「災害時協力井戸」という。)として登録し、及び災害時に市民へ受水槽内の水の供給が可能な市内に所在する受水槽を野田市災害時協力受水槽(以下「災害時協力受水槽」という。)として登録することにより、災害時における市民への給水の確保を図り、もって市民の安全で安心な生活に寄与することを目的とする。

(登録の要件)

第2条　市長は、次に掲げる要件のいずれにも該当する井戸又は受水槽(以下「井戸等」という。)でなければ、災害時協力井戸又は災害時協力受水槽(以下「災害時協力井戸等」という。)として登録することができない。

(登録の申出)

第3条　災害時協力井戸等の登録を受けようとする井戸等の所有者は、野田市災害時協力井戸等登録申出書に市長が必要と認める書類を添付して市長に提出するものとする。

(登録の決定等)

第4条　市長は、前条の申出書を受理したときは、その内容を審査し、登録の可否及び登録するときにおける種別を決定し、野田市災害時協力井戸等登録(不登録)決定通知書により申出者に通知するものとする。

(登録の抹消の申出)

第5条　前条第1項の規定により登録の決定を受けた者(以下「登録者」という。)が当該登録の抹消を受けようとするときは、野田市災害時協力井戸等登録抹消申出書を市長に提出するものとする。

(登録の抹消)

第6条　市長は、前条の申出書を受理したときは、その内容を審査し、適正と認めるときは、野田市災害時協力井戸等登録抹消通知書により登録者に通知するものとする。

(周知)

第7条　市長は、災害時協力井戸等に関する事項について、野田市報及び野田市のホームページへの掲載その他適切な方法により市民に周知するものとする。

(補則)

第8条　この要綱の実施に関し必要な事項は、別に定める。